題名はNSの修理と書いてあって不穏な雰囲気がありますが大それたものではないです笑
ではどこを修理したかと言うと、実は僕のNSはフロントブレーキをかけてもテールライトが点かなくなっちゃったんです…(リアはちゃんと点きます)
直し方が分からず色んな方に相談していたのですが、どうやらバイク用品店でスイッチの汎用品が売ってるとのこと。
そこで今日はこいつを探しにバイク用品店巡りをしてきました!
とは言うものの、物を見比べて購入しないと無駄な出費になりそうなのでまずはNSから既存のスイッチの取り外し。
外してみると、このスイッチはどうやら僕の勤めている会社製のようでした笑
一応ここでは社名を隠しておきますが、興味のあるNSオーナーの方はブレーキレバーの裏側を覗いてみてください笑
スイッチの形も分かったことですし、まずは泉の2りんかんへ。
近場のライコランドが潰れてしまったので、一番近いのがここになったんですよね〜
店内で電装品コーナーやカスタム品コーナーを探しても、ウインカーのリレーしか見つからず断念orz
スイッチを諦めて店内を物色してると、シュワンツのメットがお買い得になっててとても心が惹かれたのですが、今月はビートの車検があるためこちらも断腸の思いで諦めてきました笑
次に向かったのは南海部品。
NS400Rのオーナーさんから事前情報であると聞いていたので向かいました。
しかし、南海は細かい部品の品揃えが多くて探しきれずここも断念…
またもやウインカーのリレーしか見つからず…
最後に向かったのはNS250Rオーナーの方から事前情報であると聞いたナップスへ。
ナップスでは30分ぐらい探してやっと見つけました!
ブレンボやニッシンのラジポンブレーキコーナーの片隅に2つだけ置いてありました!
1つ1040円(税抜き)なり。
家に帰って新旧品を見比べて見ると…
古いのは端子が変形してるし、スイッチが出てこない笑
新しいのはちゃんとカチカチとスイッチが作動します。
ただ汎用品ということもあり、こっちは弊社製品では無いようですね〜
あとは形状も同じことですし、付け替えて無事テールライトが点くようになって終了^_^
でも良かったのですが、ただ入れ替えるのはつまらないしせっかくなので自社製品の構造を理解するためにもいままで使ってたスイッチを分解してみました。
スイッチを開けるには、細いマイナスドライバーでこじれば少しずつ開いてきます。
34年モノのスイッチを開くとやはりかなり汚い(汗)
さらに分解をしていくと、どうやらスイッチが出てこないのはレバーに引っかかっていたスプリングが外れていたのが原因のようです。
これを付ければ直るんじゃね?と思ったので、一部加工を加えながらピカールで導通部分を磨き組み立て直しました。
組み立て直してる途中で気が付いたのですが、端子の接触位置がズレてる笑
ここは設計ミスなのか意図的にこうしているのかはわかりませんが、固定接点の端っこのあまり具合から見て設計ミスっぽいですね笑
設計が30年以上も前なので小さなミスはしょうがないですよね〜
ここは直しようがないのでそのまま組み立ててNSに繋いでみるとちゃんと作動しました^_^
なので今日買ってきた新品は予備にして、しばらくはこっちを使っていこうと思います。
P.S
この時代のホンダ車はどうやらこのスイッチを使っているみたいなので、フロントブレーキが点かなくなったら分解してみると直るかもしれませんね。